【素のコツ】

体験いただくコツを幾つかの事例でご紹介。(随時更新)


【コツ1】 余地を作る①

[写真①]

[写真②]

畑には除草作業がついて回ります。

[写真①]  ニンジン周りに草が生えた状態。

「え~っ、こんなにあるの」「どこまできれいにすればいいの・・・はぁ~」といいながら除草することも。

[写真②] 除草の大変さだけを味わうと、「次は、もおいいや」と思うことも。


そこで、こんな捉え方はどうでしょう?「ニンジンが育つ余地を作ってあげよう!!」

そう。ニンジンのための余地に目を向ける。あとは体力と技量に合わせた余地作り。これがニンジンとのコミュニケーション。この切替で、意外と気軽に工夫を取り入れ、負担軽減ができることに気が付きます。

これは対人コミュニケーションにも活かせます。育つ、伸ばしたい領域の余地に注目する。すると、お互いを活かす素のコミュニケーションが始まります。

「余地を作る」が大切なキーワード。

【コツ2】余地を作る②

[写真①]

[写真②]

「余地」にも幾つか意味がありますが、「物事をさらに行いうるゆとり」を積極的に体験します。

 ここに挙げたサツマイモ[写真①]とアスパラ[写真②]も残す余地から生まれた産物です。


[サツマイモ] 廃棄してもおかしくなかった小さなサツマイモ。畑の片隅に植え、次に繋げる「余地」を作りました。時期が来て、慎重に周辺を除草してみたら「立派に育ってた!!」

あとは丁寧に生長を見守ります。

[アスパラ] 始めて株分けに挑戦したら枯れたように姿が消え「失敗か??」。それでも、待って様子を見るという選択をしてみます。すると時期が来て慎重に除草をしてみたら、こちらも「ちゃんと育ってた!!」でした。

次に繋げる「余地」、そのコミュニケーションを大切にします。

【コツ3】余地を作る③

[写真①]

[写真②]

今度は、百日草の例。

[写真①] プランターを使って畑で百日草に挑戦。当初は花も咲き順調。

[写真②] この年は雨なし猛暑でカラカラ。枯れて終わりかと思えた状態。そこで敢えて水やりをしなくても活かせる方法を試そうと、残る余地に着目します。


[写真③]

[写真④]

[写真③] まずはプランターのまま枯草で表面を覆い保水に挑戦。数日しのげたものの、元気とは言えない状態です。

[写真④] 更なる「余地」へと目を向け、畑に移植。さらに枯草で覆った状態。


[写真⑤]

[写真⑥]

[写真⑤⑥] その後は、驚くほど元気!! 花と土の素の力の凄さを感じます。このように育てたいものの余地に着目し、工夫の大切さを実感します。


【コツ4】手間をかける①

[写真①]

[写真②]

[写真③]

[写真①]が、間引き前の混み混みのニンジン状態。通常はニンジンを間引いて余地を作れば作業終了。でも間引かれたニンジンを活かせないか移植して試してみます[写真②] 。

4日後、元気に育っていることを確認。[写真③]

敢えて活かせる余地を体感します。